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  • 獣医師インタビュー
  • 【対談形式】自分の好きなことだから仕事が楽しい!(1/4)

学生時代から友達だった2人の獣医師に、初の対談形式でお届けします。
病院でのワークスケジュールや自己啓発についてなど、みんなの気になる!を聞いてきました。

Tさん
動物病院グループ会社 就職
獣医師 4名
看護師 3名
Sさん
地方動物病院 就職
獣医師 3名
看護師 3名
 

就職してから独り立ちまでのスキルアップスケジュールを教えてください。

――外来に出始めたのはいつ頃ですか?

Sさん:4月から問診を取ったりして、看護師さんがやる作業を一緒にやっていました。
5月・6月ごろから、ワクチンとか知識があればできる外来をやってましたね。

――早いんですね。

Sさん:うちの院長先生は失敗してもいいからとりあえず行ってこーい!タイプなんで(笑)
7月ごろからは、ちょっと下痢して‥とか、痒がってる‥とか、ある程度の診察の流れが決まってるような症状の患者さんを、院長先生に「こういう形で診たらいいですか?」って相談しながら診察してました。

――院長先生はどのようなアドバイスをくれますか?

Sさん:「こういうところに気を付けて」とか、「わかんなかったら裏で一緒に確認しよう」と言ってくれてたので、自分と院長先生との診察を見比ながら、少しずつブラッシュアップすることができました。
今考ると、何もわからないのによく行ったなって思うんですけどね(笑)
やっぱり最初は、患者さんの線引きができなかったなって思います。これぐらいだったら焦って検査はいらないとか、緊急だなっていうのが全然分かんなくて‥逆に患者さんに聞いちゃってた、どこまでやりたいですか?って(笑)

――線引きができるようになったのはいつ頃ですか?

Sさん:12月頃です。この患者はマズイなって思って回せるようになりましたね。
 

――Tさんは臨床の研究室に入っていたそうですね。

Tさん:はい、2年間大学病院で診療の手伝いをしていました。学生でまだ獣医師免許を持ってなかったので、先生の指示の下で採血などのお手伝いをしていました。

――そういった経験があると、独り立ちまでのスケジュールに違いはあるのでしょうか?

Tさん:学生の時は言われたことをやっていただけで、自分の権限で何かを決めるようになったのは、Sくんと同じタイミングなので、スケジュール的にはほとんど同じだと思います。

――いつ頃から診察してましたか?

Tさん僕も5月・6月ごろから診察をしていて、Sくんと同じように、耳が痒いから耳の治療をしましょう、とか流れの決まった症例が中心でした。
まずは飼い主さんとのコミュニケーションに慣れなさいっていう方針で、治療をどうするか?というよりも、診察結果をいかに飼い主さんに納得してもらえるか。っていう点を中心に指導されていたのだと思います。
5月、6月に診察をやらせてもらえるのは比較的に早いんじゃないかなと思います。うちの後輩の中には、半年経っても上の先生のお手伝いしかできていない人もいるので。

――診察が増えてきたのはいつ頃ですか?

Tさん7月・8月ごろです。腫瘍の患者さんも診るようになって、重い子も自分の担当になっていきました。

 

――初めての手術はいつ頃ですか?

Tさん:初めての手術は10月ぐらいだったと思います。

――手術はどうでしたか?

Tさん:うーん‥どうだったかな?

――え?覚えてないものですか?
――Tさんが考えてる間にSさんは初めての手術はいつ頃ですか?

Sさん:時期的にはTさんと一緒で10月頃に猫の避妊手術をやったと思いうんだけど、俺もどの子を手術したかあんまり覚えてないです‥(笑)たぶん、初めての手術はド緊張しちゃってて‥

Tさん:うん、上の先生のプレッシャーとかね(笑)

Sさん:そうそう(笑)あと上の先生がやるのと自分がやるのでは全然違うから・・今だったら1時間位で終わるような手術も2時間ぐらいかけて1個1個これで合ってますか?って確認しながら手術してました。

――手術の前にイメージトレーニングなどの練習はしないんですか?

Sさんイメージトレーニングはしてたんですが、本番はそれ通りにいかないんですよね。まず手術室って手袋して、マスクもするので緊張感が全然違くて‥どんどんドツボにハマってました‥。だから覚えてないんだと思います(笑)

――臨場感がありますね。

Sさん初めての手術は、心構えが見られてたんじゃないかな、って思うんです。
適当にやってないかな?とか、あまりにも不器用じゃないかな?とか。
それ以降は少しずつ手術を任せてもらえるようになって、12月頃には経験したことある手術はもう執刀してね、ってスタンスに変わっていきました。

Tさん:早いね。

Sさん:院長先生がやってみろー系だからね(笑)

Tさん:僕も初めての手術はすごく緊張してました。
やり方を頭で理解していても、生身の動物を手術する経験ってそうそうないので‥。一個一個の反応にビビったり、これで本当に大丈夫なのかな?という不安感が強かったです。
また、うちは新しい病院で手術件数が多くないのと、診察が完全に指名制なので、手術機会機会に恵まれず‥そこそこ自信がついたのは、2年目の春ぐらいかなと思います。2年目の夏の段階でも、お腹を切る手術は他の獣医さんの監督付きで行っています。

 

――次のステップアップは何ですか?

Tさん:今やってる手術は健康な子の手術になるんですが、脾臓を摘出するなど病気の子の手術はまだなので、それが次のステップアップかな。そのステップはだいぶ先になると思いますが‥。
Sさんはそういう手術結構やってるの?

Sさん:いや、やってないよ。基本的にはほぼ同じで、うちも健康な子の手術が多いです。
でも以前に、自分の患者さんでこれ取ったほうがいいんじゃない?っていう皮下腫瘤が2個あったので、院長先生と1個ずつという形でやらせてもらえました。
次のステップはじわりじわリと来るのかな‥と思ってます。

 

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